2005年11月27日 (日)

デジカメの選び方

191034Panasonic Lumix FZ5

最近カメラ小僧であるということがみなに知れわたり、デジカメ選びについてアドバイスを求められることが何度かあった不肖ふにゃきち。そこで本日のココログはふにゃきち的デジカメ選びのポイントをご紹介します。以下、具体的な機種が登場しますが、ふにゃきち自身はほとんど触ったことがなく、メーカーサイトの説明、デジカメWatchのインプレ、価格コムの口コミなどを自分なりに解釈してるだけなので、これからデジカメを購入を検討される方は、100%信用せず、参考程度にお考えくださいませ。

カメラ選びで見るべき点でぱっと思いつくのは以下の7点。
(1)画素数
(2)CCDサイズ
(3)手ぶれ補正の有無
(4)高感度ノイズの低減
(5)大きさ、デザイン
(6)ズーム倍率
(7)広角側の広さ

(1)画素数は必ずしも画質のよさを意味しない。現行機種は500-800画素が
主流だけど、パソコンの画面サイズで見るかぎり、それほどの差はないよ。
そしてCCDサイズが同じ場合は、画素数が大きいほど、ノイズが発生しやすく
なるので、かえって画質が悪くなる恐れがある。画素数はメーカーがカメラを
一般人にアピールする一番わかりやすいパラメターだから、前面に押し出されるけど、
画素数だけで決めてはいけないのだ。

(2)CCDサイズに関しては、現行機種の場合たいては、対角線が1/2.5インチのCCDを
使っている。画素とはCCD上に並ぶ電子的な目なので、同じ大きさのCCDにたくさん目が
並ぶほど、高感度撮影時に大量の電気が流れると、熱が発生し電気的に干渉しあい、
画質が落ちる。CCD上の画素の間隔を画素ピッチといい、これが広いほど高感度撮影時のノイズが少なくなるなる。出来れば1/1.8インチCCDを搭載した機種を選ぶことをお勧めしたい。

(3-4)高感度撮影という時の感度とはISOであらわされる数値のこと。通常100、200、400、800、1600と数値が増し、大きいほど感度が高い。感度が倍になると、2倍の速さでシャッターが切れる。部屋の中でとる場合、フィルムカメラではISO400か800を使用することがおおい。写るんですはISO800かISO1600を使用している。これなら失敗が少ないから。でもデジカメの場合、常用のISO値は100であることが多い。フィルムよりもノイズが発生しやすいので、普通ISO200までが限界とされている。これではシャッター速度が稼げないので室内ではフラッシュを焚かないと手ぶれする可能性が高い。しかしフラッシュを焚くと、フラッシュのあたった位置だけが明るく、それ以外は暗くなり、その場の雰囲気が出ないことが多い。痛し痒しである。

この欠点を補うのが、手ぶれ補正レンズ、または高感度ノイズ低減機能である。
前者は、カメラが手ブレを感知するとレンズに入ってくる光軸のブレを、レンズを手ぶれした方向とは逆に動かすことで、ブレを補正するというもの。シャッター速度換算で2段分くらいの効果がある(つまり通常の手ぶれ限界の4倍遅いシャッター速度が切れるということ。)
感度でいえばISO100でもISO400での撮影時と同等のシャッタースピードが切れ、ノイズはSO100抑えられるということ。コンパクトデジカメの分野ではPanasonicがFX、FZシリーズで業界をリード。(コニカミノルタ、リコーはCCDを動かすことで手ブレを補正する機能を内蔵しているけど、効果はまあ同じようなものだと思う。)

もうひとつの手ぶれ対策である高感度ノイズ低減機能は、デジカメの苦手な高感度撮影時のノイズを、画像エンジンの演算によって処理するというもの。この分野で一番進んでいるのはフジとCasio。どちらもISO800くらいまでは問題なく使用できる。感度をあげることで、シャッター速度を稼ぎ、手ぶれも被写体ぶれも防いでくれる。手ぶれ補正レンズは手ぶれは防げても、被写体ぶれは防げないので、アドバンテージはより大きいとも言える。ただし、手ぶれ補正レンズはカメラを構えて画面を見ているときから、手ブレを防いでくれるので、安定した画像を見ながら撮影が出来るというメリットと、つねに手ぶれ補正をONにしておけば、撮影時にわざわざ設定を変えなくてもいいという利点がある。(2)に書いたけど、CCDの大きさそのものも、感度に影響する。フジのF10、F11という機種は1/1.8型CCDを使っているので、ノイズ処理を得意とする画像エンジンとのコンビネーションでISO1600の超高感度度撮影も可能なほど。ちなみにリコーのCaplio R3というのは、手ぶれ補正CCDとノイズ処理エンジンの両方を組み込んだモンスターマシーン。

(5)これはお気に召すままで。基本的には超薄型と高画質は相容れないものだけど、
Casioはこの常識を打ち破ろうとしたパイオニア。

(6)ズーム倍率は、基本的には少ないほど画質がよいと心得るべし。しかしズーム機能が
あると、遠くの被写体をまじかに写すことが出来るので、それだけで楽しい。僕の持ってるパナソニックのFZ5というのは12倍ズームが可能。これは木の上の方にいるリスまで大きくはっきり写すことが出来るほどの倍率のこと。また花や昆虫などを大写しすると背景がぼけた綺麗な写真が撮れ、あたかも腕あがったように錯覚する。ここでいうズームとは光学ズームのことで、デジタルズームではないことに注意。デジタルズームとは、画面中央をトリミングして拡大表示しているだけなので、画質はあきれるほど劣化する。使わないのが吉。

(7)通常のデジカメの広角側は、35mmフィルム換算で、35mm以降から始まる。
これだと建物を写すときなど画角が狭すぎることもある。広角側が28mmから
始まるカメラもいくつか出ているので、この辺も考慮して見てもいいかも。
リコーR3、Canon Powershot S60かS70、Panasonic LUMIX DMC-LX1
などが28mmからの広角ズームレンズを搭載している。

最後にこんなことをいうと元も子もありませんが、ここにあげたデジカメはどれも優れものだけど、カメラ自体がちょっと大きくてもいいから、本当に綺麗な写真を撮ろうと思ったらデジタル一眼レフがいいと思う。最近ユーザーのほうも、コンパクトデジカメの性能の限界を感じ始め、デジタル一眼に流れつつあるみたい。そこで画質と価格のバランスという観点からオリンパスのE-300というのをお勧めしたい。価格コムで見ると実売価格がレンズが付いて5万代とコンパクトデジカメに毛が生えたくらい。これで、コンパクトデジカメが今後5年かかっても得られないのではないかと思われるほどの画質が得られる。使い方も基本的にはフルオートでじゃんじゃん撮ればOK。デジタル一眼は凝った使い方も出来るけど、スイッチを入れ、シャッターを押すだけでも十分綺麗に取れてしまう。しかもオートフォーカス、シャッターレスポンスなどはコンパクトデジカメとは比べ物にならないくらい早く、圧倒的に使いやすいはず。というわけでふにゃきちの真のお勧めはE-300だったりします。

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